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書き殴り。

頭の中にあるムワぁぁああんんっとした何かをキュッと言語化してお伝えしたいところなのですが、番組の都合上ムワぁぁああんんっとしたままお伝えするブログ。

音楽ファンならお経をしっかり聴け!?お盆の法要を10倍楽しむための方法

 

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さて、8月も中盤に差し掛かりました。この時期になれば、今年も例にも漏れず、あの「イベント」が実家で開催されることでしょう。

8月の半ばに実家で行われるイベントといえば、お盆の法要です。

あぁそうか、今年もか・・・というため息が聞こえてきそうですが・・・。

お盆の法要が何のことかよくわからない人のために分かりやすく言うなら、坊主が気怠いお経とつまらない話をしに、家へ来るイベントのことです。

誰もが一度くらいは和尚さんの後ろに正座をさせられて、じーっとお経を聞かされた経験があることでしょう。ぶっちゃけて言うと、お盆の法要って、面倒くさいと思っていることだと思います。私は僧侶ですが、後ろで座っている皆さまの気持ちはよーく分かります。

真夏のこの時期に仏間に集まる親族一同…
クーラーの付いていない仏間でじわじわとあふれ出てくる汗…
慣れていない正座で段々としびれていく足…
右から左に流れていく坊主の気怠いお経…

なぜ俺はこんなところでこんなことをしているのか…
本当だったらこの時期は某夏フェスに参戦していて、アーティストの演奏に合わせてモッシュ&ダイブ。ほんでもって、フェス飯を食って、ロックポーズで友達とパシャリ。Instagramに「夏最高!!!!」の文字とともに写真をアップロード。
そんな「最高の夏」を謳歌しているはずなのに…
どうしてこんなことに・・・・・・・

お経を聞いているときの皆さまの気持ちはこんなところでしょうか。ちょっと言い過ぎかもしれませんが…(笑)

 

勿論、「1年に1回、お坊さんに先祖を供養してもらってありがたい」と思ってくださっている方がいらっしゃるのであれば、それはそれは言葉に尽くせないほどありがたいことであります。
しかし、そのような方もお経はよく分からないし、つまらないと思っている方は少なくはないことでしょう。

ましてや、同時期に開催されることの多い夏フェスに比べたら、お盆の法要なんて…(そもそも比べること自体ありえないことですが(笑))

しかし、私は、ここで、お盆の法要もアーティストのライブ同様、楽しむことができるという論理展開を行いたいと思います。
つまるところ、お盆の法要とアーティストのライブは似ているのです。

アーティストのライブも楽しみ方が分からなければ、楽しむことはできません。お盆の法要も然りです。楽しみ方さえ分かれば、気怠かったお盆の法要も必ず面白いと思えるものになるはずです。

そこで、今回のこの記事では、法要を楽しむコツをお教えしたいと思います。
僧侶の身でありながら、「法要を楽しめ」と言うのは非常におこがましいのですが、気怠く感じている法要が少しでも皆様の琴線に触れられるものになればと思います。

※私自身が浄土宗という宗派の僧侶であるため、この記事では基本的に浄土宗の法要の知識を中心に記述していきますが、唱えるお経や名称は違えど、宗派間で法要の形式にそこまでの差はないと思われるため、浄土宗以外の宗派の方も続きを見ていただけたらと思います。

法要にはライブのように"流れ"がある

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アーティストのライブには「セットリスト」と呼ばれる曲目順があります。音楽好きからは、しばしば「セトリ」と略されて呼ばれるものです。

法要にも「差定(さじょう)」と呼ばれるものがあります。差定とは、お経の題目順のことです。アーティストの曲と同様、お経は、経題(曲のタイトル)と偈文(歌詞)で構成されています。

このことを知っていただいた上で、お盆の法要を楽しむために、さらにもう一つ知っていただきたいことがあります。

それは、仏教の法要にはライブと同様、“流れ”があることです。
例として、THE YELLOW MONKEYのライブのセットリスト(過去のセトリをいじくって私が考えました)と、私がお盆の法要で唱えている差定とを並べて見てください。

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 この画像を見て分かるように、大抵の場合、ライブのセトリは、初めはスゥっと滑らかに始まり、中盤にキラーチューンのオンパレードがあり、最後にバラードなどの泣き歌で〆る、といった“流れ”になっています。そして、仏教の法要の差定もそのような“流れ”に構成されております。差定の前半(序分といいます)は、ゆったりと始まり、中盤(正宗分)に誦経や念仏一会、回向などの「見せ場」があり、後半(流通分)は少々の盛り上がりを見せる部分があるも、静かに終わりを迎えていく。

このように、法要もライブと一緒で「盛り上がり」や「落着き」といったお経の“流れ”があるということです。このこと一つを知っているだけでも、お経の聞こえ方は変わってくるはずです。「あっ、今見せ場のところだな」とか、「和尚さん、ここは気合入れてるな」とか思っていただけるとありがたいです。


仏教NO.1のアップビート 誦経を体感せよ

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盛り上がりを見せる中盤部分(正宗分)でも、体が思わず動いてしまうといっても過言ではないのが「誦経」。というのも、誦経では、木魚の連続打ちが披露されるからです。誦経とは、長―いお経を連続で木魚を叩きながら読経することです。ポンポンポンポンポンポンという木魚の一定のリズムに合わせて、お経が唱えられていきます。

また一般的に、誦経では、木魚のリズムは変化していきます。初めはゆっくりはじまり、中盤に向かって加速し、終盤に向かって緩やかになっていく。誦経が始まった際には、その加速/減速といったように、変化していく木魚のリズムを感じていただければ法要を楽しむ一つの要因になるのではないかと思います。

 

木魚打ちに眠る黒のリズム

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誦経の木魚打ちの中でも、特徴的なのが浄土宗の「合間打ち」です。合間打ちとは、音楽の用語でいう「裏打ち」のことです。

裏打ちが分からない方に簡単に説明すると、

〈普通のリズム〉  なむ あみ だぶ
                                 ○      ○      ○
〈裏打ち〉   なーむ あーみ だーぶ
                                 ○       ○       ○

この図のように、普通のリズムでは、「なむ」と同時に木魚を打つのに対し、裏打ちのリズムでは、「な」と「む」の間に木魚を打ちます。

音楽好きの人はもうすでにピンと来てるかもしれないですが、この裏打ちのリズムは、黒人音楽(ブラックミュージック)に使われるリズムなんですね。特にジャズで多用されるリズムです。

残念ながら、浄土宗の木魚打ちが裏打ちになった背景と、黒人音楽とは何の関係もないのですが、それを逆にとらえれば偶然的に浄土宗は黒人音楽とシンクロしていたことになります。その意味では、浄土宗の僧侶には黒のリズムが眠っていたということもできるかもしれません。
もし浄土宗の法要に立ち会ったときは、「ジャズだ!!」とか「スカだ!!」とか、豊かな感性で自由に木魚打ちを体感していただければありがたいです。

コールアンドレスポンスでともに法要をつくりあげる

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ライブの醍醐味といえば、アーティストと観客とのコールアンドレスポンスですよね。ボーカルが「盛り上がってるかーい!??!?!?!?」とスタンドに訊ねると、観客が「イぇぇぇぇぇい!!!!!!!!」と答える。広い会場が一体となって一つのステージを盛り上げているあの一体感はライブの一番の醍醐味と言っても過言ではありません。

コールアンドレスポンスの中でも、特に一体感を味わえるのが、ボーカルの「一緒にー!」との合図のもと、サビを会場全体で大合唱するよくあるアレです(正式名称がわからない)。

この合唱のコールアンドレスポンスは仏教の法要にも取り入れられております。それぞれの宗派でも重要なお経、南無妙法蓮華経南無阿弥陀仏などは法要の中でも檀信徒の方と一緒に唱える宗派は多いです。

浄土宗の場合は、合唱の合図は「同唱十念(ポンッ(木魚))」と和尚さんが言いますので、それに続けて「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏・・・」と和尚さんと声を合わせて唱えていただければありがたいです。

この「同唱十念」は、ライブの終盤でボーカルの言う「一緒に―!!!」とか、「歌えー!!!」とかと同じ発言ですので、レスポンスしてくれないと非常に悲しい気持ちになります。ライブと一緒で、法要も和尚さん一人でやるものではなく、参列している全員でつくり上げるものですから、一緒に声を出すことで一体感を感じていただければ、より法要を楽しんでいただけるのではないかと思います。

お経は洋楽と同じで歌詞を見ないと分からない?

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「木魚打ちやコールアンドレスポンスは分かったとしても、肝心のお経の意味も言ってることも分からないから、結局、お盆の法要なんかつまんない!」
こんな声が聞こえてきそうなので、これに関しては洋楽と同じだと最後にコメントしたいと思います。

皆さまは洋楽を聴いているときに、その歌詞の言っていることや意味を理解していますか?

日本人がネイティブの歌う英語を聞き取ることはどうしても難しいものです。こてこての日本人の私には正確な英語を聞き取ることは到底できません。TOEICのリスニングで満点を取った知り合いも、洋楽は何を歌っているか分からないと言っていました。

聞いても分からないとき、私は歌詞カードを見ます。英語で書かれた歌詞を眺め、それでもよく分からないものがあれば日本語訳を見ます。そうして、やっと、歌詞を理解するのです。

「お経が分からない」というのはこれと同じことだと思います。

一聴すると、お経は難しいです。未知の言語を発しているように聞こえます。というのも、お経は基本的に漢文で構成されていて、その漢文を音読みにして唱えられているからです。

はっきりいって、聞いてわかるはずもないことを僧侶は唱えております。ただ、漢文は漢字で構成されているので、字自体をみれば大人であればだいたいの意味を理解することができます。テキストを見れば理解できるという点は洋楽とお経とで共通している性質といえると思います。

もし何を言っているのか知りたいというのであれば、法要が始まる前に、和尚さんに「お経本を貸して」と言ってみてください。おそらくほとんどの和尚さんが喜んで貸してくださることだと思います。それは、和尚さんは皆さまのコールアンドレスポンスを求めているからで、どんなお坊さんも一緒にお経を唱えられる空間を作りたいと思っているからなんです。

 

 

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以上、アーティストのライブと絡めて、お盆の法要を楽しむコツを書いてきました。

 

「坊主が法要楽しむコツを教えるなんて、勘違い甚だしい!法要を務める側である坊主が努力するべきだろ!」

こんな意見もあることでしょう。これは正しい意見です。もちろん僧侶は努力しなければなりません。

しかし、ただ1つ言えることは、法要は僧侶1人で行うものではないということです。僧侶1人だけの努力でできる法要には限界があり、さらに良い法要をするためにはやはり、皆さまの力が必要だということです。

まだまだ僧侶としての経験の浅い自分ですが、法要を務めることが増え、そんなふうに感じることがこの頃増えました。

今回の記事がお盆の法要に対する皆さまの興味を少しでも刺激するものになればそれに尽きることはありません。

サマーソニックもいいけど、お盆の法要もなかなか味があってイケてるんだぜ?

こんな言葉を街中でいつか聞けたらなとおもいます。合掌。

「無人島に何か一つだけ持っていくとしたら何を持っていく?」友達「MEGUMI」

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彼は天才であった。
 
何気ない日常会話のワンシーン、「無人島に何か一つ持っていくことができるなら何を持っていく?」に対して、彼はコペルニクス的転回をやってみせたのだ。
 
MEGUMI」と答えられた瞬間、私は今まで何か目には見えない「枠」に捉えられていたことに気づき、いかに狭い世界で生きようとしていいたのかを自覚した。やはり世界とは無限の可能性に満ちているのであり、その可能性を殺しているのは自分自身の認識なのだと実感するに至った。
 

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面接官「自分を動物に例えると何ですか?」僕「・・・うbjvwoilcnwioひcww就活死ね!!」

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 実際の僕の経験だ。

とあるIT会社の一次面接で、面接官が面接開始と同時に放った一言が今も脳裏にこびりついて離れない。

 

面接官「いきなり変なこと聞いてイイっすか?」

僕「えっ、あっ、はい!」

 

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史上最強の難問「くるりのアルバムでどれが一番好き?」にどう答えたらいいか。

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突然だが、僕は「好きなアーティストは誰?」と聴かれたら、「くるり」と答えることにしている。

 

この質問、実はめちゃくちゃ難問で、自分しか知らないようなめちゃくちゃマイナーな歌手を答えたら、向こうに「は?」って顔をされるし、メジャーな歌手を答えたら、向こうが音楽通だった場合、肩透かしになってしまう恐れもある。

 

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秋元康の歌詞中の「愛とは」をかき集めて、愛の定義を模索してみた。

たすけてくれ

 

頼む、誰か教えてくれ。愛とは一体なんなんだ。

 
生まれてこの方24年の私だが、愛とは何なのかが分からない。道ですれ違う可愛い女の子を見たら、「あ!可愛い!好き!愛してる!結婚したい!」って思ってしまうのは私だけなのだろうか。いや、いるだろう。いるはずだ。私の周りの男子はそんな奴らばっかだからだ。
 
愛とは何なのだろう。好きとは違うのか。恋ってなに。結婚したいと思う気持ちとはどう違う?教えて欲しい。愛とは何かを教えてくれたら、ある程度正しい愛に向かうことができる気がする。
 
誰か頼む。愛に定義付けをしてくれ・・・